漢方薬について

漢方薬について

 

慣れない西洋医学の錠剤を使うのは怖い、体に優しい漢方薬を使ってみたい、体質改善がしたいなど、近年漢方薬での治療を希望される方も多くいらっしゃいます。

当院では西洋医学の薬だけでなく、漢方薬による治療も行っております。

お気軽にご相談ください。

 

こんな症状の方におすすめです

・不安、不眠などの精神症状

・ほてりや発汗、ふらつきなど(更年期障害)

・こむら返り、しゃっくりが出やすい

・食欲不振や虚弱体質、なんとなく元気が出ない

・便秘

・肩こり

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QA

漢方薬は高価なのでは?

→漢方薬も保険適用での処方となります。保険適用であるということは経済的負担が軽いというだけでなく、それだけ効果があると認められている薬剤である証拠でもあります。

 

漢方薬は効果が出るのが遅いのでは?

→漢方薬の種類によります。何カ月か内服しないと効果が出ないものもあれば、即効性があり、症状に対して頓服で使えるものもあります。

 

漢方薬に副作用はある?

→西洋医学の薬よりは少ないですが、結論から言いますとあります。体質や使っている漢方薬の量にもよりますが、肝機能障害や偽アルドステロン症(高血圧、四肢に力が入りづらくなる)が起きることがあります。また、副作用とは違いますが、苦い粉薬であるため飲みづらさを感じる方もいらっしゃいます。この場合は適宜オブラートを使うと良いでしょう。

 

既に市販の漢方薬や他の病院でもらっている漢方薬を使っているけれど、追加で内服しても良い?

→当院での漢方薬治療を受ける際に一度院長にご相談ください。漢方薬は生薬(生姜、甘草、桂皮といった漢方薬の素)を寄せ集めて作られている薬です。生薬には様々な効能があり、例えば「体を温める」ものや「体を冷ます」ものなど、逆の効果を持つものもあります。また、前術の偽アルドステロン症の原因となる甘草は多くの漢方薬に含まれています。複数の漢方薬を同時に飲むと逆の効果を持つ生薬同士がぶつかり合って効果を弱めてしまったり、摂取する甘草の量が多くなりすぎたりして良い治療にならないことがあります。また、市販の漢方薬の中には同じ効果を持つ保険適用のものに変えることができるものもあります。患者様、医師とで相談しながら何が良い方法か考えていきましょう。

 

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