当院紹介
当院紹介
うつ病外来
パニック障害外来
社会不安障害外来
認知症外来
ADHD(注意欠陥多動障害)外来
統合失調症外来
職場メンタルヘルス外来(休職、復職相談)
不眠症外来
セカンドオピニオン外来はしておりません
対象年齢:原則、18歳以上
英語での診察を行っております。
当院は 労災指定病院です。
産業医、家族相談も承っております。
お気軽にお問い合わせください。
【 医学博士 津田 知子 】
1989年
愛媛県松山市生まれ
愛光中高等学校卒業
愛媛大学医学部卒業
愛媛大学大学院 博士課程修了
【 職 歴 】
2016年4月
愛媛大学医学部附属病院精神科
2017年4月
公立学校共済組合四国中央病院精神科
2018年10月
愛媛大学医学部附属病院精神科
2019年4月
愛媛県立中央病院精神科(医長2021年4月~)
2022年2月
伊藤メンタルクリニック
2022年4月
つだメンタルクリニック開院
「心の病気」と聞いて、どのようなイメージを持たれるでしょうか。
心療内科やメンタルクリニックが珍しいものではなくなった昨今、特に抵抗がないという方も多いと思います。一方で通院することや薬を内服することに若干の抵抗がある方もいるかもしれません。
生涯の中で心の病気=精神疾患にかかる人は5人に1人と言われています。精神疾患は非常に幅広く、数カ月で改善するものや年単位で治療する必要があるものまであります。それら全てをひっくるめて全人口の20%が人生において一度は精神疾患に罹患しているのです。
体の病気と違い、精神疾患の多くは目に見えた(例えば採血やレントゲンなどでわかる)異常がないため、「気のせい」「やる気が無い」と捉えられることがしばしばあります。
他人はもちろん、本人もそう思ってしまい誰にも助けを求めないまま苦しさが続いていることがあります。苦しさが続くと自分のしたいことは何か、どんな選択肢があるか、そのためにどうすれば良いかといった視野が狭くなり、思考力が落ちて身動きが取れなくなります。
しんどいと感じたその時、身近な誰かがしんどそうだと感じたその時、専門医に相談するという選択肢を思い出してください。薬による治療を行う場合、十分に効果を発揮するまでに時間がかかるものもあるため、医師と話し合い疑問点や不安を解決しながらじっくり治療に取り組むことが重要です。
また、治療に必要なのは薬だけではなく、誰かに話し問題を整理すること、しんどいと感じている原因(環境など)は何か話し合い、可能な限り取り除くことも必要です。
たとえば仕事でストレスを感じている方なら勤務時間や業務内容を見直し休息を取ることが必要でしょうし、昼夜逆転などの生活リズムを改善することでしんどさが和らぐこともあります。
その中で患者と医師だけでなく、ご家族、職場の方、その他周囲の方との連携が必要になるケースもあります。
ひとりひとり性格も、症状も、置かれた状況も異なるため、適切な治療法や治療に必要な時間はそれぞれ異なりますし、答えが一つとは限りません。患者様ひとりひとりの話に耳を傾け、患者─医師間の信頼関係の元で適切な治療法を見つけていくことが大切です。
人生の指針を決め、進めていくのは自分自身です。そこに不可欠なのは健やかな思考と精神状態です。患者様ひとりひとりが自分の指針を決められる糸口を見つけられるよう全力を尽くす。それが当院の理念です。